私は、過去に某大手予備校のDVDによる通信講座を受講したことがあります。私の家庭は、私も妻も働いており、家に居るときは4人の子供の育児に追われ、とても資格試験の勉強が確保できる状況ではなかったことから、予備校に通うのではなく、いつでも聞くことができるDVDの方が自分に合っているのではないかと思ったからです。しかしながら、実際は、時間がないからどんどん後回しにしてしまい、カリキュラムについていけなくなり挫折してしまったのです。今回、再チャレンジするにあたり、家に帰宅してからやるだけではなく、隙間時間にいつでも聞くことのできるツールもあったほうがよいのではないかと考えました。その点、エル・エーの通信講座は、スマートフォン等で視聴できるのは魅力的でしたし、使用する教材も市販されているものということで、コンパクトにまとめられたものなので、いちいち整理する必要がなく効率的でよいのではないかと思いました。また、講座の料金も手ごろなのに加え、合格すれば半額になる合格祝賀返金の制度があったことも決め手となりました。 予想通り、通勤時間帯を利用して、講義を聴くことができ、カリキュラムについていけないという不安はなくなりました。私の場合は、行政書士講座と宅地建物取引士講座をダブル受講していたのですが、コツコツやっていれば問題がなく、量が多くてできないということはありませんでした。ただ、途中で中だるみをしてしまい、挽回するのが大変でした。また、カリキュラムについても、宅地建物取引士講座で民法を学習した後、再び、行政書士講座で民法を学習するなど、効率よく学習ができるようになっていて、とても助かりました。講師の方も、初心でもわかりやすく、メリハリのある説明をしていただきました。また、合格祝賀返金の制度のおかげで、心が折れそうな時にも、合格すれば半分の費用で済むんだと、自分を振るい立たせることができたのも、最後まで続けることができた要因ではないかと思います。 試験を振り返って思うことは、試験に出る問題を解くには、基本的なことがわかってないとダメだということです。それを習得し、短期間で合格を勝ち取るには、講師の方もおっしゃっていましたが、合格するのに必要な知識に絞って(深入りしない)学習をすることです。学習を進めると、もっと知らない知識を得ようと、ほかの教材に手を出してしまいがちですが、それでは合格に必要な知識が習得できません。講師の方の言葉を信じ、この講座で使われた教材に絞って学習を進めることが、合格への最短コースに間違いありません。最後になりますが、熱のある講義をしてくださった講師の方々、本当にありがとうございました。