以前はコストを最低限に抑えるために、資格学校等は利用せず、書店で市販テキストを購入して勉強していました。しかしながら、社労士試験は範囲も膨大であり、法改正も頻繁に起こる厄介なものであることに気づきました。当時は各科目に対する戦略も持たず勉強していたため、結果は合格基準点を大きく下回るものでした。
私自身サラリーマンであり、また多くの皆様がそうであるように、勉強に向けられる時間も有限です。その環境で合格を目指すには、やはり受験専門機関の利用が近道と判断しました。 ネットで各社の情報を見比べ、最終的にエル・エーを選択しました。 ポイントは第一にそのコストパフォーマンスです。合格した暁には受講料の返金制度もあり、非常にモチベーションアップにもつながります。第二に、必要かつ十分な教材内容と感じたことです。他社は教材が多く、私にはそれら全てをマスターするだけの時間も自信もありませんでした。元来私は、多くのテキストを利用するのが嫌いで、これと決めたものだけを徹底的に使いたい性格です。 エル・エーの教材は必要最小限のものとなっており、自分のスタイルにもぴったりだと思いました。
私は、自分の都合のよい時に講義を受けることが出来、場合によっては移動中の車の中でも流すことを考慮して 講義DVDを受講しました。基本書と過去問題集は市販のものを使用しますが、充分な内容です。講義の方針として、あらゆることに手を広げすぎることをせず、あくまで合格基準点をクリアすることに重点が置かれており、目標が明確です。また、講義DVDは常にその時点で最新の情報が反映されており、法改正点を明確に意識することができました。科目ごとに「攻める」「守る」を明確にしてもらえることから、 戦略が立てやすく、効率的に勉強が進められたと思います。
講義の中では、関連ページの論点重要ポイント等を色々な周辺知識やアドバイスを教えてくれます。それらを全て、基本テキストに記入したり、マーカーをすることで、「自分だけのテキスト」に仕上げることに注力しました。合格に至るマストアイテムである過去問題集も、全てを6月までに各三回転できるように進めました。 過去の経験から、本試験の約1か月前から「法改正白書」対策が始まることを考えると、4月中旬からはそれらの対策と基本テキストの復習に軸足を置くべきと判断したからです。実際にも、ほぼ予定通りのスケジュールで進めることができました。なお各科目の復習にあたっては、様々な情報を書き込んだ基本書(前述の「自分だけのテキスト」)が非常に役に立ちました。